最高の一杯を求めて・・・


美味しいコーヒーの基本は、
煎りたて・挽きたて・淹れたて

【煎りたて】
コーヒー豆は生鮮品とお考え下さい。焙煎してから3か月以上も経過したようなコーヒー豆にはもう商品価値はありません。どうしても長期保存したい場合はできるだけ豆の状態で密封して冷凍庫で保管します。ただし、冷凍庫から出してすぐに開封してしまうと結露により水分を吸ってしまい劣化を早めます。冷蔵庫や涼しい場所で温度を戻してから開封しましょう。
【挽きたて】
コーヒー豆はミルで挽かれて粉になるとすぐに内部に含まれていたガスや香りを放出します。この香りは数日もすると弱くなってしまいますので、やはり飲む直前に挽くことが理想的と言えます。また、粉にすることで表面積も増え、空気により多く触れることで酸化(劣化)も早まります。

【淹れたて】
抽出後のコーヒーは刻々と味が変化していきます。温度変化による味覚の感じかたというのもありますが、コーヒー自体の味も変わっていってるのです。もちろん、淹れてすぐの熱々のコーヒーがお好きな方もいれば、少し冷ましたくらいがお好きな方もいらっしゃいます。しかし、抽出後1時間も経ってくるとすでにそのコーヒーの本来の味は無くなってしまいっていると思っていただきたいです。

【必要な器具】
口先の細いポット(容量1リットル程度)
コーヒーサーバー
コーヒードリッパー
ペーパーフィルター
メジャースプーン


【始める前に】
抽出を始める前にドリッパーとサーバーに湯を通して器具を充分に温めておきます。
カップにも湯を注いでおき、良く温めておきます。


STEP1
ペーパーの圧着部分を折り曲げます。(台形なら2か所、円錐形なら1か所)
できるだけ隙間ができないようにペーパーを押さえつけるようにドリッパーにセットします。






STEP2
人数分の粉をペーパーの中に入れ、平らにならします。
1人前の量は約12〜13gですが、好みに応じて増減してください。少量取りの場合は1杯あたりの粉の量を多めに、大量取りの場合は少なめにします。
お湯は良く沸騰させ、火からおろして1〜2分程休ませてから抽出に用います。(85度〜90度)


STEP3
最初の注湯(むらし)は、特に慎重に行って下さい。
ポットの先を粉に近づけて、粉全体にゆきわたる程度の最小限の湯量を注ぎます。(主に中心におとし、周りには軽く注ぎます。)
新鮮なコーヒーであればこの時内部に含まれている炭酸ガスによって粉全体が良く膨らんできます。
膨らんでから20〜30秒間蒸らします。

新鮮なコーヒー豆はモコモコ膨らみます♪

STEP4
2回目の注湯は粉の中央に静かに湯を落とし渦巻き状に外に向かってまた内側に戻ってきます。
一度に全ての湯を注がず、数回に分けて注湯しますので一度止めます。



STEP5
コーヒーの水面が下がって膨らみがへこんできたら、ドリッパー内の湯が無くならないうちに次の注湯にはいります。以下、希望したコーヒーの量に達するまで同じ要領でSTEP4とSTEP5を繰り返します。
基本は3回程度に分けて注湯しますが、回数を多くすれば濃く、少なくすればスッキリとした味に仕上がります。




浮いている泡はコーヒーのアクなので、
下に落ちきる前にドリッパーを外して抽出を終わりましょう。

 



・湯を細く出し、ゆっくり注げばコクのある濃いコーヒーになり、その逆をすればあっさりしたコーヒーになります。
・できるだけお湯を置くように、優しくドリップしましょう。
・鮮度が良く挽きたての粉であれば中心にゆっくり落とすと自然に全体に湯が広がります。あまり周囲に湯をかけすぎないようにしましょう。
・ペーパーには直接湯をかけないようにしてください。抽出不良の原因となります。
・表面に浮いたアクまで落ちてしまいますのでドリッパー内の湯を最後まで落としきってはいけません。?


 
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